ヲリの仕事について大まかなまとめ。
個人的な視点からのまとめなので、もしかしたら間違っているところもあるかもしれません。
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ヲリの仕事は大きく分けてHPタンク、護衛、壁に分類されます。
基本はHPタンクの役割を中心に護衛か壁に専念する形となります。
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・HPタンク
関連スキル:PG、MG、ペイン、バイタル
PG/MGで被ダメの一部を肩代わりして対象の耐久力を増やす補助HPとしての役割。
ペインでの被ダメ分散もこの中に含まれます。
ヲリの大半は力振りのため、総じてHPが高め。
そこにバイタルを使えばそのHP量はかなりのもの。
回復が追いつきさえすれば60%負担をクレ2人分抱えても、それだけが原因で死ぬことはあまりありません。
クレからキープヒール/ラストヒールをもらえれば滅多なことでは死ななく。
ちゃんとバフの割り振りができて、しっかりバフの更新もできれば楽です。
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・護衛
関連スキル:オフェ、バイタル、タウント、シャウト、スプリント、シールドスラッシュ/シールドエッジ、デストロイ
wizにMOBのタゲが流れるのを未然に防ぐ役割。
万が一流れてしまった場合のタゲはがしとクレへのタゲ移動も護衛時の仕事。
まず2人のwizにオフェをかけ、オフェでクレからMOBがはがれずにwizにも流れない位置関係を確保します。
クレにもwizにも近すぎず遠すぎず。
しかしwizは3人いるため、残り1人のwizはオフェのある2人よりも大幅にタゲが流れやすくなってしまいます。
そこでその1人にはPG/MGやペインで流れた際の保険をかけてその1人へのMOBの流れを重点的に監視し、もし流れたら即座に対応。
護衛の際にまず問題となるのがオフェの有無に関係なしでwiz横への横湧き。
共同PTでの特徴として攻撃時のMOBのタゲリンクがあります。
攻撃したMOBとは別に近くにいるMOBのタゲも一緒に来るというもの。
これが横湧きしたMOBへ発生してしまうとwizに攻撃がいってしまい、オフェがあっても守り切れないことも少なくありません。
湧くと同時にリンクが発生した場合はどうしようもないですが、リンク発生前なら事前に対処することが可能。
ヲリが定位置にいる状態なら、wizの近くにMOBが湧いたら即座にそのMOBへタウント。
これだけで横湧きがwizにいってしまうことはほとんどなくなります。
万が一短時間で横湧きが連発した場合はスプリント、シャウトの順で横湧きのタゲを引き寄せます。
ヲリが定位置にいない状況ではその場で臨機応変に対処。
クレからwizにMOBが流れてしまった場合、すぐにタゲをwizから剥がすのは難しいことがよくあります。
wizとの距離が遠いうちならタウントで引き寄せることができますが、一度wizに張り付いてしまってはそれでは厳しいです。
対処が遅れてしまうとwizが死んでしまう恐れがあるので、流れたMOBへの対処はまずスプリントで一気に距離を詰めること。
スプリントでノックバックすれば、ひとまずタゲは剥がれます。
ノックバックしなければシールドスラッシュ/シールドエッジでノックバックの追い打ちをかけて無理やり剥がします。
運悪くノックバックが発生しない場合はブレードのデストロイでダウンを狙ってみるのも手。
タゲがはがれたあとは保険にタウントでタゲを寄せ、クレ横に誘導。
誘導するまでの間にクレのヒールにMOBを寄せられれば楽なんですが、ヒールに寄らないタイミングもあります。
そのときはクレ近くにそのMOBを置いて、シールドスラッシュ/シールドエッジでノックバックさせてクレ横に飛ばします。
うまくいけばそれで流れたMOBが無事にクレに再び張り付きます。
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・壁
関連スキル:オフェ、バイタル、タウント、シャウト、スキン、場合によってアックススキル全般
PT狩りではあまりない状況ですが、ヲリがタゲを抱える場合もあります。
一般的な低~中Lv帯ではまずありません。
バイタルで延命しつつwizにオフェをかけてシャウトとタウントでMOBを自分に引きつけ、横湧きへの対処はタウントのみ。
常にMOBを抱えている状態になるため、スプリントでの横湧き対処は非常に危険です。
流れてしまった場合は即座にタウントで呼び戻し、あとはwizの自衛に任せる形になります。
スキンで防御を固めると楽ですが、スキンの発動はある程度の見極めが必要。
MOBの少ないときにスキンを使っても効果は薄いです。
壁に専念する場合、被ダメに耐えられるのならばアックスの範囲攻撃でMOBを削りつつタゲを抱えるのも有効。
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・オフェ割り振り方法
wizが3人なのに対しオフェの最大数が2つなので、必然的にオフェ付与時に選択を迫られます。
まず火力を基準に考え、次にwizの耐久力を考慮して考えます。
オフェは対象に向かうはずのヘイトをヲリが吸収するため、wizが高火力であるほどヲリに流れてくるヘイトも多くなります。
逆にオフェがないと、高火力であるほどクレから流れやすくなります。
つまりヘイト的にオフェは高火力のwizにつけるのが一番、とは一応なりますが・・・
実際に狩ってみると火力だけを基準にオフェを割り振っても、ヘイトを吸いきれずに流れて死んでしまうこともあります。
流れてもある程度耐えることのできるwizなら、オフェのままでも問題ありません。
しかし原因は何であれ、ほぼ即死を繰り返すような場合となると話は違ってきます。
wizが死ぬというのは短時間であれMOBの処理が遅れるということで、そのときの状況が悪ければクレの崩壊にもつながります。
そんな状況ではそのオフェありwizを何度も死なせるのは非効率的です。
もしオフェありで何度も即死をしてしまうようなwizがいた場合、オフェなしwizとバフを交換すると改善される場合があります。
元が高火力なので流れやすくなってしまいますがMOB殲滅効率を考えると、流れないことよりも死なせないことが最優先事項。
オフェ割り振りは臨機応変な選択が重要になります。
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・PG/MG/ペイン割り振り方法(狩り)
オフェ以外のバフ分配にはいくつかのパターンがあります。
Lvが上がって1クレPTの場合は、片方のクレにつけていた分が増えた釣りかwizになります。
・クレ2人にPG/MG、釣りとオフェなしwizにペイン
クレの耐久力がヲリの生死に直結するけど、バフ更新ミスでクレ崩壊の危険が最も少ない方法。
頻繁に動き回る釣りの動き、ペインの時間に注意が必要。
釣りへのペイン更新を忘れてしまうと、釣りが遠方で死んで大きなロスに直結する可能性がある。
オフェなしwizへのペイン更新を忘れてしまうと、オフェなしwizに流れた場合の事故死が発生する可能性がある。
・クレ2人にペイン、釣りとwizにPG/MG
クレの被ダメがPT全体に分散されてヲリへの負担は実質0なので滅多に死なない方法。
ただしペイン切れがクレ崩壊に直結するので、ペインの時間管理は他の方法以上に注意が必要。
クレの被ダメが大きくヒール量が追いつかないと、wizがペインの分散ダメで死ぬ場合がある。
・クレ1人と釣りにPG/MG、もう片方のクレとオフェなしwizにペイン
上記2つの中間的な方法なので、上記2つで難しい場合はこれを。
ただしどちらの長所も短所もそれぞれある程度は引き継がれているので注意が必要。
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・PG/MG/ペイン割り振り方法(PvP)
これはやりかたに個人差があるので、あくまで自分の個人的見解として一つの参考までに。
PvPでのヲリバフはつける対象を間違えるとただ死ぬだけなので、誰がどういうキャラなのかの見極めが重要になります。
自分がバフを割り振るのはまずペインをつける対象を決めて、次にPG/MGの対象。
PG/MG/ペインをつける基準は被ダメの想定量。
例えばwizは物理ダメに弱いです。
しかし中華キャラの大半は物理攻撃があり、全体の比率として物理ダメの割合が多くなります。
そんな状況でwizにPGをつけてしまうと、wizの物理ダメが多いという弱点丸ごとのダメがヲリに流れてきます。
しかしwizの火力は絶大な戦力であり、それを即死させてしまうのは大きな損失にもなります。
そういう場合はペインをつけると効果的かつヲリ自身も安全。
クレがいなかったりPOTだけじゃ回復が追いつかない場合は、思い切ってPG/MGは使わないのも有効な選択です。
味方が死なないようにヲリバフで保護するわけですが、それ以前の前提としてヲリ自身が死んでは意味がありません。
ペインをつけている対象が死んではいけない状況では、他にPG/MGのついている人が食らうダメが足かせになってしまいます。
そのような状況ではヲリ自身の安全を確保するためにかけるバフをペインに絞るのも有効というわけです。
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おしまい。
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